のれんを継ぐ
三川屋と言っても酒屋ではありません。
弊社は質屋の6代目を継いだ印刷会社です。
三川屋の歴史は江戸時代文政3年(1820)にまでさかのぼり、
創業者 三川屋繁平が深川の地に根着き現存する蔵は関東大震災にも東京大空襲にも耐え抜いて来たと聞きます。
創業当時は貨幣を流通させる為の両替商として経営をしていましたが、
時代の流れと共に質屋として姿を変えていきました。
質屋の仕事はお客様が大切にされている質草を担保にして
それに見合う金額をお貸しする仕事です。
しかし時には信用貸しと言って持ってきた人の信用で
必要なお金を貸すこともあります。
これが質屋という仕事の文化なのです。
質屋が大通りにはないのも文化であり、
期限まで預かった品を損なう事なく保管するのも文化なのです。
印刷にも文化があります。
お客様がご希望とされる印刷物と予算が合わない時が多々あります。
そんな時印刷方法や校正の仕方、用紙や加工の提案をしながら予算の範囲で、
もしくは予算以上のものをお客様と一緒に作り上げていく文化があります。
そんな2つの文化を5代目と共に継承していきたいと思います。
現在5代目は三川屋質店を経営、
私は6代目として印刷会社の三川屋を経営しています。
■三川屋が文化継承として取り組んだ仕事の実績
・日本伝統技術の継承を目指して海外で活躍する
「kunei」のpitti Uomo展示物として
土壁を使用したPOPを
提案・デザイン・制作させて頂きました。
・神奈川県立音楽音楽堂のリニューアル記念に伴い、
信楽焼の外壁を1つの焼き物として生まれ変わらせると共に、
65年間舞台を支えた床板もオブジェとキーホルダーして
蘇らせる記念品作成もご提案からコーディネートをさせて頂きました。
上記のようなご相談は内容によっては、
お受けすることが出来ない場合があります。
お客様が大切にされているお気持ちや人の心が伝えられるものであれば
印刷という限定した範囲にとらわれず、三川屋の経験と実績を
生かして取り組ませて頂こうと考えています。
三川屋の思い
「よりお客様のご希望の色に近づける。」
そのお仕事の1つ1つがお客様の持たれている価値であり、
価値のあるものをお客様にお届けしたいと考えております。
三川屋=加藤進一
極めるという事は一生かけても到達できることではありません。
弊社も永い時間 印刷に携わらせて頂いておりますが、
まだまだ知らない事やテストを繰り返さないと
より良い結論が出せない事が多々あります。
時にはお客様と共に挑戦しながら、
まずはやってみようという気持ちで事を進める気持ちは
変わらないでいたいと思っています。
三川屋には永くお付き合いをさせて頂いて声を掛け続けてくださるお客様がいてくださります。
しかし、残念ながらそうでないお客様もいます。
三川屋は加藤進一そのものであり、縁なのです。
三川屋は縁を大切にし、
お客様のお考えを愛しながら今まで培ってきた経験や知識の全てを使い、
精一杯誠意を持って応対させて頂く事だけは
お約束させていただきたいと思います。
代表 加藤進一

